不正咬合とは?
あなたは奥歯を咬みしめたとき、前歯も横の歯もしっかり咬み合っていますか?
たとえば歯車や、ファスナーなど歯がしっかり咬み合った時、はじめてその能力を発揮します。
 
もしあなたの歯がこの様に咬み合っていなかったら、咬み合わせが悪い(不正咬合)といえるでしょう。 不正咬合は見た目以上に悪い影響を与えます。
虫歯や歯周病になりやすい → 口臭の原因にもなる
良く咬めない → よく咬む事が脳の発育、健康な身体を作る
発音がしにくい 
あごの成長や顔貌に影響を与える
口元が気になり、コンプレックスになる
舌の悪い癖がつく(舌癖)
咬む力が均等でないため、歯の寿命が短くなる
鼻呼吸ができない → 口呼吸になるため、さまざまな問題が起こる
顎関節に問題が起こる(顎関節症) → 口が開けづらくなったり、口を開けるのが痛くなったりする
症状として・・・
• 口が十分に開かない。
• 口を開けたり閉じたりする時に、顎の関節や筋肉が痛い。
• 雑音がする
といった直接的なものと、それに伴うみみなり、めまい、肩こり、腰痛、体がだるい等、全身に及ぶ症状もあり、更にひどい場合は頚椎ヘルニアや腰椎ヘルニア等の症状が出る事もあります。
本来、呼吸は鼻でするのが正常ですが、最近は口をポカンと開けて口で呼吸する子供さんや若者が増えています。
鼻呼吸では空気中のほこりやウィルス細菌等は、鼻毛で浄化され、きれいな空気を肺にとりこみますが、口呼吸では浄化されていない空気が直接のどや肺に送られて、刺激を与えてしまいます。
 
扁桃は免疫機能を備えていますが、限度を越すと免疫力が低下して、風邪やアレルギーを引き起こします。また、口呼吸すると口の中が乾燥しやすくなり、ムシ歯菌や歯周菌を殺す成分もあるだ液も乾いてしまいますので、口臭を起こしやすく、ムシ歯や歯周病にもなりやすくなります。また、口呼吸をしている人の殆どは、舌の悪い癖がついていますので、発音に問題が起きたり、滑舌が悪かったり、歯並びにも問題が起きてきます。口呼吸の人は、いつもポカンと口を開けていますので、口を閉じる筋肉が弱くなり、これもまた歯並びに影響します。
日常生活の中で、夢中になって本を読んだりテレビを見ていると、口をポカーンと開けて上下の歯の間に舌が出ていたり、飲み込むときに舌をつき出し、歯を押すような動きをする事があります。これを舌癖と言います。
 
舌癖のある人は、いつも舌が口の中で低い位置や前方にあり歯を押しています。
そして、飲み込むときに、さらに強い力で歯を押し出します。その上の唇や頬の筋肉の力が弱く、特にいつも口を開けている人は外側から歯を押さえる力がありません。私たちは1日600~2000回無意識に飲み込む動作をしています。
 
舌癖のある人は、飲みこむたびに舌で歯を押していることになります。
そのため、出っ歯になったり、歯と歯のすき間が開いたり、上下の歯がかみ合わなくなることがあります。
また話をするときそのすき間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌たらずな発音になることもあります。
このように、舌壁があると歯並びや発音に大きな影響を及ぼします。
患者さんの歯並び、咬み合わせの状態によって最適な治療開始時期はちがいます。
乳歯だけしか萌えていない時期でも治療開始しなければならない場合もありますし、全部永久歯に萌えかわってから一度に治療した方が良い場合もあります。
 
乳歯と永久歯が萌えている時期に治療開始する事で、状態によっては以後の治療が不要になる場合もあります。高齢でも歯の根っこ、歯を支えている骨の状態が良ければ何歳になっても治療ははじめられます。
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